孝昭天皇陵について
孝昭天皇陵は、代5第孝昭天皇の御陵とされる陵です。
『日本書紀』では「掖上博多山上陵」と記されています。
項目 | 内容 |
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代数 | 第5代 |
天皇名 | 孝昭天皇 |
御陵名 | 掖上博多山上陵 (わきのかみのはかたのやまのえのみささぎ) |
陵形 | 山形 |
孝昭天皇とは
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孝昭天皇は第5代天皇で、いわゆる「欠史八代」の一人です。
名を
『日本書紀』では『観松彦香殖稲天皇』
『古事記』では『御真津日子訶恵志泥命』と言います。
『記紀』には事績の記録がなく、その系譜と共に宮を掖上池心宮移した事のみが記載されており、系譜を見る限りでは、地方豪族との婚姻政策で勢力基盤を固めたと考えられます。
歴史
孝昭天皇陵は現在、奈良県御所市に治定されています。
平安時代中頃に書かれた法典『延喜式』によれば、大和国葛上群(奈良県御所市)に陵が置かれているとされていましたが、当初の位置は伝わっておらず、現在の陵は江戸時代に治定された場所となっています。
陵墓内の様子

近鉄御所駅から目の前の国道を南に15分ほど歩くと高校があり、そこを超えたガソリンスタンド辺りの脇道の中に孝昭天皇陵が見えます。
Saigen Jiro – 投稿者自身による著作物, CC0, リンクによる
すぐ隣には孝昭天皇を祀る孝昭天皇神社が鎮座しています。
アクセス
項目 | 内容 |
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所在地 | 〒639-2306 奈良県御所市三室378 |
最寄り駅 | 近鉄南大阪線 近鉄御所駅 徒歩約15分 |
車でのアクセス | 御所南ICより約15分 |
駐車場 | なし |