森戸大明神について

「森戸大明神」は、神奈川県三浦郡葉山町にある海辺の神社で、地元では「森戸神社」とも呼ばれていいます。
この神社は、海に近く、参道を抜けるとすぐに海風や潮の香りを感じられる、とっても開放的で自然豊かな場所で、海越しに海と空とを望む絶景スポット — “海の神社”として、地元の人も観光で訪れる人も大勢居て多くの人に愛されています。
| ご祭神 |
・大山祇命(おおやまつみのみこと) ・事代主命(ことしろぬしのみこと) |
|---|---|
| ご利益 |
・開運厄除 ・安産・子授け ・商売繁昌 ・家内安全 ・など |
歴史
創建
1160年、平治の乱に敗れた源頼朝は伊豆で再起を図り1180年に挙兵し源平合戦が始まります。

藤原隆信 – 不明, パブリック・ドメイン, リンクによる
この時頼朝が信奉していた三嶋明神(現在の静岡県・三嶋大社)の御分霊を葉山に迎え入れたのがはじまりとされています。
その後、源氏や三浦氏をはじめ多くの武将たちが信仰を寄せられる事になります。
また、歴代将軍たちがこの地を訪れ、流鏑馬や笠懸、相撲などの武事を行ったという記録も残されています。
近代以降
さらに、1591年には徳川家康から社領の寄進を受けたり、江戸時代以降も崇敬を集め、明治時代には皇室とのゆかりもあったと言います。
境内のみどころ
本殿
Mizunoumi – 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
本殿は鎌倉時代に創建され、葉山町の重要文化財 に指定されています。
晴れた日には海を一望でき、本殿と海を合わせた景観は圧巻です。
千貫松(せんがんまつ)

海沿いの岩の上に立つ、風格ある松。昔、神社に立ち寄った武将たちがその美しい松の枝ぶりを称え、「千貫松」と名付けた――という言い伝えがあります。
森戸海岸 や 名島

神社のすぐ裏手に広がる海岸や沖合いに浮かぶ小さな島。名島の赤い鳥居や、遠くに見える海と空のコントラストが趣深いです。
森戸の夕照

夕暮れどき、海と空と島とが織りなす景色は「かながわの景勝50選」に選ばれているほど美しく、ちょっと立ち止まって景色を楽しむのにぴったりな場所です。
アクセス
| 所在地 | 神奈川県三浦郡葉山町堀内1025 |
|---|---|
| 電話番号 | 046-875-2681 |
| 御朱印 | あり |
| 営業時間 | 9:00〜17:00 |
| アクセス | JR逗子駅より京浜急行バス「葉山一色」行き「森戸神社」下車徒歩1分 |
| HP | 公式サイトを見る |

