開成山大神宮について

福島県郡山市開成三丁目に鎮座する、開成山大神宮(かいせいざんだいじんぐう)は、「東北のお伊勢さま」として親しまれる神社です。
創建は明治9年(1876年)で、全国的にも格式の高い神社である伊勢神宮の分霊を奉じるという、特別な縁があります。

主祭神として、天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大神(とようけおおかみ)、神倭伊波禮彦命(かむやまといわれひこのみこと・のちの神武天皇)をお祀りしており
参拝・観光スポットとしても人気で、特に春の桜のお花見や初詣には多くの方が訪れます。
| ご祭神 |
|
|---|---|
| ご利益 | 国家安泰、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、厄除け、開運、安産祈願 |
天照大神については↓
歴史
創建
明治維新まっただ中の明治6年(1873)当時荒れ地であった郡山市・大槻原(おおつきはら)地域では、地域活性化・開墾を目的とした動きが始まっていました。
そのような中、開拓者たちの心の拠り所となる場として、伊勢神宮から分霊を受けて遥拝(ようはい)所として設計され、明治9年9月18日、天照大御神の分霊奉遷という形で成立しました
また、明治12年(1879年)には大規模な用水路事業である安積疏水開削事業の起工式、明治15年(1882年)には通水式がこの神社の場近くで行われ、地域発展の象徴としても位置づけられました。
この灌漑工事は、2016年(平成28年)に「一本の水路」というテーマで日本遺産構成文化財にも認定されています。
境内のみどころ
神明造(しんめいづくり)

神門・拝殿・本殿が格式ある神明造(しんめいづくり)様式を取り入れており、」「伊勢神宮の雰囲気を感じる」と訪問者からも言われています。
桜並木



神社のすぐそばには開成山公園が広がっており、特に春には桜のお花見スポットとしても賑わいます。神社参拝+公園散策という組み合わせもおすすめです。
アクセス
| 所在地 | 福島県郡山市開成3-1-38 |
|---|---|
| 電話番号 | 024-932-1521 |
| 御朱印 | あり |
| 営業時間 | 9:00〜16:30 |
| アクセス | JR東北新幹線・東北本線「郡山駅」からバスで約15分「開成山」下車すぐ |
| HP | 公式サイトを見る |


