土津神社について
福島県耶麻郡猪苗代町に鎮座する 土津神社(はにつじんじゃ) は、江戸時代前期に会津藩初代藩主・保科正之(ほしな まさゆき) を祀るために建立された神社です。
磐梯山を背景にした豊かな自然環境に囲まれ、春夏秋冬それぞれに異なる美しさに魅了させてくれます。
特に秋の紅葉は全国的にも有名で、会津の紅葉名所として多くの参拝者が訪れる名所となっています。
| 御祭神 | 保科正之公(ほしな まさゆき こう) |
|---|---|
| 御神徳(ご利益) |
・子どもの成長守護 ・学業成就 ・出世開運 ・家運隆盛 ・誠実・忠義・知恵の加護 |
歴史
創建
土津神社は 1675年会津藩主・保科正之の遺命により創建されました。

Gameposo – [1] .保科正之像, パブリック・ドメイン, リンクによる
保科正之は徳川家光の異母弟であり、家光の信任厚く、会津藩を統治するにあたり徳川幕府の政治基盤を支えた人物として知られており、彼の崇高な人格と仁政を称え、死後にその御霊を祀るため、家臣らが建立したのが土津神社です。
焼失と再建
創建当初の社殿は日光東照宮と並び立つと評されるほど壮麗を極めたと伝わっていましたが1868年の戊辰戦争の際に一度焼失してしまいました。
その後、1880年に再建され、現在に至ります。
再建時には保科家や旧藩士らの手により、往時の様式を再現した荘厳な社殿が整えられました。
土津神社の観光と見どころ
亀石と石碑

境内には、巨大な「亀石(かめいし)」の上に高さ約7.3メートル、重さ約30トンの石碑が建立されていて、この碑は日本でも有数の規模を誇り保科正之公の徳を讃える記念碑として知られています。
四季の自然



境内は四季を通して美しい景観を見せる。春は桜、夏は新緑、冬は雪景色、そして秋には紅葉が境内を彩る。特に秋の紅葉は「紅葉の絨毯」とも呼ばれ、写真撮影スポットとしても人気です。
アクセス
| 住所 | 〒969-3284 福島県耶麻郡猪苗代町見祢山3 |
|---|---|
| 電話番号 | 0242-62-2160 |
| 御朱印 | あり |
| ホームページ | https://hanitsujinja.jp/ |
| 営業時間(授与所) | 4月〜11月:平日10:00〜16:00/土日祝9:00〜17:00 12月〜3月:10:00〜16:00 |
| 交通アクセス |
【車】磐越自動車道「猪苗代磐梯高原IC」より約10分 【電車】JR磐越西線「猪苗代駅」からタクシーで約10分 |


